◇心身統一合気道
気の研究会本部
神奈川県支部
2006/06/04(日) 小原先生
【準備運動】
●柔軟
・相手が力をこめて拳を突き出す。
 ギリギリのところで相手が立つと、力をいれて打っても相手に届かない。
 リラックスして打つと相手に届く。
 それだけ伸びている。
 リラックスして柔軟すること。
・(タオルを取り出して)柔軟は、ぎゅーっと伸ばすだけではいけない。
 筋肉には、伸びたり縮んだり伸縮が必要。
・脚を伸ばし前に倒す柔軟
 臍下の一転から前に出て行く感じ。
 脚の真裏(この言葉あるのかな)の筋が延びていること。
 力を入れていると伸びている感じがわからない。
・正座して後ろに倒れる柔軟
 脚の真表(この言葉あるのかな)が伸びていること。
 肩をあげ斜め上に伸びる。横ではない。
・柔軟は人によって伸びるところ、伸びないところがあるが、
 それは柔軟で行っている伸ばしている筋が違うため。
 全て伸びるようにすること。

人間の身体の血液には赤血球・血小板があるが、
それは、管の中をスムースに通れるわけではなく、
ねじったりして何とか通っている。
それなのに、力を入れたり、イライラして血管を細めれば、
さらに通りづらくなり、身体に良いわけがない。
リラックスすることが良いのは、科学的に良い。


【氣のクラス】
●立ち姿の統一
・片足を出すが、片足を出す時には前に出す。
 後ろに片足引いても最終的に同じ形にはなるが、
 気持ちが後退したり、身体が反ってしまう。

●折れない手

●持ち上がらない腕

●正座の統一
・テストする人は、立って腰を曲げた状態でテストする。

●立ち姿から正座及び正座から立ち姿になる途中の統一

●あぐら姿の統一
 (イ)後方から押す
 (ロ)片膝を持ち上げる
・テストする人は、左斜め後ろから相手の背中を押す。
 真後ろから腰の辺りを押すのではない。
 それは、すぐに次のテスト片膝を持ち上げられるようにするため。

◎立ち姿の統一〜正座の統一〜
〜立ち姿から正座及び正座から立ち姿になる途中の統一〜
〜あぐら姿の統一
テーマ【安定した心の状態の保持】
身体の状態が変わっても、心は安定したままでいられるようにすること。

●手首を前に出して統一
・前に出した時に、わざと手首を曲げる人がいるが、
 自然に出せば自然に曲がっている。

●後方に反って統一
・視線も斜め上方を見る。
・テストする人は、体重をかけて押す必要はない。

●前方に屈んで統一
・テストする人は、下や腰の部分を見るのではなく、
 相手の全体をみるようにする。

●持ち上がらない身体
・相手を抱えて上に持ち上げる必要はない。
・肩が緩んであがるかどうか。
 統一体では、肩が上下に動く事はない。
・力を抜くというと、沈んでいることが多い。
 沈まないこと。

●相手に寄りかかって統一
 (イ)後方に寄りかかる
 (ロ)前方に寄りかかる
(イ)
・相手が壁になって、そこに寄りかかる。
 壁が崩れて(相手がいなくなって)も立っていられるように。
(ロ)
・橋の欄干に寄りかかるように。
 体重を乗せて、寄りかかるわけではない。
 橋の欄干が崩れて(相手がいなくなって)も、自分まで崩れないように。
 そうすると、相手をおこしてあげる事ができる。
・視線は斜め前方。前ではない。

◎相手に寄りかかって統一
テーマ【依頼心】
 相手に頼んで、そのままにしておかない。
 信頼はしても、フォローなどができる体制を整えておくこと。

 相手に頼んで、相手も忘れ、自分も頼んだ事さえ忘れてしまった。
 一大事にならずにすんだが、人は忘れるのだから、
 忘れないようにメモをとったり、忘れない方法をすること。

故田村巌先生(九段)の話〜

田村先生は、人は忘れるから依頼した事も忘れないようにメモをとって、
終わったものから取消線を引いて消していく。

そのメモは裏が何も書いていない織り込みチラシの紙を4分の1に切って、
ホッチキスで止めて持ち歩いていた。
どこかに食べに行っている時にそれがなくなると、
そこにある紙ナプキンに書き。
それもなくなると、メモ紙持っていないかねと聞かれた。

●手首を前に出し,片足で立って統一
・一人でも落ち着いて立っていられること。
・もたれた瞬間に相手の足と合わせて三本足になる考え方、
 「あ〜良かった」「安心する」っと声を出す練習。
 そうすると、統一体でいられる。
 「あ〜良かった」が棒読みで、ただ声を出すというのでは体も変わらない。
 心から、あ〜良かったという気持ちで声を出す。

◎手首を前に出し,片足で立って統一
テーマ【物の見方を変える】
 片足一本で立っている状態から、相手に手首をもたれる事によって
 相手の足と合わせて三本足になる。

●両手を挙げて統一
・前に立っている状態で、バンザイをして前から押す。
・円になってバンザイの練習
 声の出し方
 「バンザイ」っと止めるのではなく、
 「ばんざーい・・・」と余韻もいれて。
 そうすると停止ではなく静止になる。

●後方から抱きつかせて前方に歩く
・歩きたいタイミングがある。
 そのタイミングを感じられる事。

●あぐら姿で前方から両肩を押させて統一
・統一道では、動きが少ない分、
 胸突き小手返しや、肩取り一教と同様、
 相手の氣が着た時点から返す。
・相手に氣を返す手(アースする手)は、
 上げすぎたり、自分から遠い場所で返すわけではない。
 自分に近く、自然に上げた位置で。

※統一動では、全てを無駄な動作なく行う事
 一つ一つのテストの合間に、肩を動かしたり、
 足の位置をチョコチョコと変えたりしないように。
 一つの統一体ができたら、そのまま次の統一体へ。
 氣を切らない。

●腕振り跳躍技
・目の前の相手を切るイメージで腕を回す事。

●横面打ち四方投げ(転換)

●正面打ち一教(転換)

藤平光一先生の話

藤平光一
「釈迦やキリストが正しいわけではない。
 しかし、正しい事は言った。
 藤平光一が正しいのではない。」

「技がなんとなくできた」ではなく、その本質やテーマを知ること。


【合気道のクラス】
各段・級に分かれて稽古

タオルは、道着の胸に入れて置いても良いが、技をしていても落ちない事。
もしも落ちるようならば、隅に置いておくこと。
胸から落ちてしまったタオルを、ぱっと隅に投げるということはしてはいけない。


【一般クラスと指導者クラスの合間】
次のクラスが始まる時に、その場に居合わせた際には、次のクラスの人と一緒に礼を行う。


【特別稽古】
●質問事項
Q 短刀投げシリーズ
  相手を投げた後、相手に近寄って短刀を渡すのか。
A 投げた後には、すぐに後進技を使って離れるわけではない。
  相手に渡してから後進技を使って離れる。
  投げた後に離れて、また相手に近寄って短刀を渡すのは、
  刺されに行くようなもの。

Q 剣・杖の構え方
  半身になる際に、足は前に出して半身か引いて半身か
A =剣=
  礼は会釈程度。
  礼をする際には、持っている剣が上下しない事。水平を維持。
  右手で剣に手をやり、最短距離で構える。山なりに剣を構えたりしない事。
  足は左足を引いて半身となる。
  終わる時には、左足を右足に揃える(左足を前に出す)。
  =杖=
  杖は真ん中を持つ。
  足は右足を引いて半身となる。
  終わる時には、杖を頭の上で回して、左手で持ち元の姿勢へ。
  右足を左足に揃える(右足を前に出す)。
  構えるときには、左足の親指の前へ出し、
  出した杖で三角になり体が隠れるようになる事

Q 締め技で決められた後、受けは畳を叩くか。
  (例:片手取り一教、後手首取り一教)
A 昇段審査の時には、畳を叩かなくてよい。


『横面打ち』
●横面打ち小手返し(円運動)
・真っ直ぐ後ろには下がらないこと。
 横にいってもいけない。
 斜めにさがること。

●横面打ち呼吸投げ(前方投げ)
・送り手は、腰ではなく首の部分を打つこと。

『片手取り』
●片手取り呼吸投げ(恩賜の御衣)
・転換時は、顔も身体も転換。
 顔が残っている。相手と同じ方向を向いていない。
 氣の転換で導くようにする。
・相手に取らせる腕を上げすぎない。
 位置が高い。自然に出る位置で。

●片手取り呼吸投げ(切り返し)
・「恩賜の御衣」同様、転換をしっかりとする。
・投げた後は、木剣取りのように、くるっぱっと掌を上に。

●片手取り四方投げ(転換)
・取られた手は、上にあげていくのみ。
 斜めにあげると、体制が崩れる。

●片手取り一教
・相手にとらせる腕は転換時に上げない。
 真っ直ぐおりてきて転換した位置で。
・前方に前進技で進む。

『後取り』
練習方法
・持たせたところから、腕は残したまま、
 臍下の一点からおりる練習
・持たせたところから、導く練習

●後取り呼吸投げ投げ
・投げる時、足を曲げ腰は低く落とす。
 腰が残っていないようにする。

●後手首取り小手返し
・相手に取らせる腕の反対の腕は、上げない。
 右も左も一緒に上げて下げるのではない。
 (例:右を最初に取らせたら左はあげない。)
・1(取らせる)、2(おろす)の「下・下」のタイミングで。
 1(取らせる)、2(あげる)、3(おろす)の
 「下・上・下」のタイミングではない。

※相手に取らせる手は、回しながらおろさない。
 真っ直ぐ下へ。すばやく。

『短刀取り』
●短刀取り正面打ち(小手返し)
・短刀を取りに行く時、片手で取りに行かない。
 必ず両手で取ること。

※全てにおいて、天地のリズムで。
 遅かったり、不要なタイミングが多かったりする。

※間合いが狭い。特に短刀取り。

※立ち上がったらすぐに取りに行くこと。
 余計な「間」はいらない。
 五種は、
 「何度、飛び掛っていっても投げられてしまう」
 そんなイメージが回りに見えるようにすること。

※「流るるを滞ることなき、仏かな」(うろ覚え)
 流れを止めないようにする事が大事だということ。

『剣技』
●剣技
・剣は左手で切ること。
 右手で切ろうとすると、剣の先が下がってしまう。
・切るところは深く切り、着くところは胸の高さで。
 その差をはっきりと見せられること。
・12で切る時には、力を抜いて切ること。
 力を入れると、回転中に剣が上下に波打ってしまう。
 最初に切った動作の勢いで回転する事。
 最後は、剣で自分の右足を切るラインで、
 前から見るとできるだけ細くなって見えるように。

『杖技』
●杖技
・17は相手のつま先を突く技。
 そのため、地面すれすれで。
・前方へ突く際(1、2など)に、
 右手と左手の間に隙間ができてしまっている。
 右手と左手がくっつくぐらい、しっかり突く。
・3,4は横面うちなので、真っ直ぐ前にすすまない事。
 どうして真っ直ぐに進んではいけないか。
 本質を知ること。
・5で、左手が杖の端を持っていない。
・7、8、9、10は一呼吸で。

『多人数掛け』
●多人数掛け
・1(手をとられて)、2(投げ)ではなく、
 (手をとられないで)パッ・パッっと裁いていく。

※礼の仕方、立ち居振舞いを多く稽古しました。

※オリンピックで、行く前に「楽しんできまぁ〜す」というコメントばかり。
 その結果は、散々だった。
 他に出たくても落ちた人がいて、代表として、
 国費で行くわけだから、真剣に望むのが必要。
 初段を取りに行くのにも真剣に。
 どうでもいいという心持では、
 今まで培ってきた仙台の信頼を落とす事になる。

※仙台道場の和気藹々とする部分は良いが、
 ダラダラにならないようにすること。

※「初段とは取りに行くものではなく、頂きに行くもの」
 レベルを超えていれば頂けるし、越えていなければそこまで到達すればよい。
 「初段・二段・三段になるということは、人から憧れ・尊敬される」立場になるわけなので、
 一挙手一投足も「氣」を使えるように。
 「剣・杖をまたがない」「靴をそろえる」とか。
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