◇心身統一合気道
気の研究会本部
神奈川県支部
2002合宿 スケジュール
10月13日(日)  09:45  集合
 10:00  稽古@(合氣道)
 12:00  休憩(食事)
 14:00  稽古A(合氣道)
 16:00  休憩
 16:30  稽古B(統一道/上級項目)
 18:00  休憩(食事)
10月14日(祝)  07:15  集合
 07:30  稽古C(合氣道/杖剣など)
 08:30  休憩(食事)
 10:00  稽古D(合氣道)
 12:00  休憩(食事)
 14:00  稽古E(合氣道)
 15:30  休憩
 15:45  稽古F(合氣道/多人数掛けなど)
 16:45  休憩
 17:00  昇級審査
 17:15  解散
 17:45  ◎『親睦会』

平成14年10月13日(日) 午前の部  田村巌先生(九段)
稽古内容 稽古@(合氣道)
(1)三教投げ
(2)三教投げ(取りに着たのを投げる)
(3)横面打ち素通り?(横面打ち・入り身・転換投げ)
メモ 合宿です。朝からはじまりました。
(1)
さて、最初の技は、三教で絞めた状態からの投げでした。
@
上図のような指導がありました。
田村先生のお話より。
「法則ばっかり考え、それが心の法則からだの法則と別で考えています。
 本来は一緒に考えなければならないのです。
 お腹がすいた時、我慢はできるがお腹いっぱいにはならないでしょう。
 何にか食べなければならないのです。」
(2)
続いては、取りに来たのを投げました。
(自分は右半身で、相手が左手で「投げ」の右腕を取りにきます。)
A
この技に関して、
1足を出して、2回って、3投げる、では間に合わない。
「受け」が右腕をつかんだらすぐに投げに入る。
身体が斜めの時点でもう投げ始める。
田村先生のご指導より。
「この技はキチンとやる人は、間に合わないのです。
 良い(いい)加減でやらなければね。私はいつもいい加減だから。」
平成14年10月13日(日) 午後の部@  田村巌先生(九段)
稽古内容 稽古A(合氣道)
(1)座技半立ち小手おろし
(2)座技半立ち正面打ち
(3)座技半立ち横面打ち
(4)胸突き呼吸投げ小手おろし
(5)胸突き素通り
(6)胸突き回転投げ
メモ 合宿初日午後の部です。
(6)
一通りの座技の後、胸突き回転投げの練習を下図のように細かく練習しました。
B
平成14年10月13日(日) 午後の部A  田村巌先生(九段)
稽古内容 稽古B(統一道)
(1)あぐらでの統一
  後ろから押す、ひざを上げる、前から押す
(2)片腕を肩に向かって押す
メモ 稽古B(統一道)
田村先生のお話より。
「人生の中で不安を持たない。」
「『がんばれ』とは、『我を張る』こと」
「『幸せ』とは、『自分が幸せでなければならない』」
「孔子の教えに『己の欲するところに従がひて矩(のり)を踰(こ)えず』」
(後で調べたところ、いろいろな字があり、則、規、範・・・超え、越え・・・
孔子が70歳の頃到達したという
意味は、思うがままに行動しているが、全ての行動が適切である)
「 守・破・離 」(『しゅ・は・り』と読むそうな)
守・・・先生の教えを行う
破・・・自ら行う
離・・・どちらも自由に行える
田村先生は、どこなのかというと『守』の位置にいるそうです。
「自分が天地を見放している。
天地が自分を見放す事はない。
自分を見放すのは自分。」
「『先生が9段だからできる。』これはレベルの低い考えです。
できるから、たまたま9段が与えられた
実力があって名前がついてくるのです。」
藤平先生より『9段まで上げるから後は天地からもらいなさい』といわれました。」
「まだまだ人間は必要です。なぜなら、本やビデオだけで吸収はできないからです。
『今』『そう』等と先生と一緒にやって得ていくのです。
タイミングとか感じとか。
自分ができるだけでなく、他人に教える事ができなければなりません。」
タイミングとか感じとか。
C
「一般の人は歳をとってくると、人生の意義とか、
信念がなくなっていきますね。」
上図のように、腕を肩のほうに押す稽古にて、
「私は、力がきてないから受けないのです。
『田村先生が強いから受けないんだ』というのは、
レベルが低い考えなのです。」
平成14年10月14日(月) 午前の部@  田村巌先生(九段)
稽古内容 稽古C(合氣道/剣)
(1)片手取り両手持ち(持つほうのテスト)
(2)剣を抜く、入れる
(3)相手に剣を横に払わせる(自分は剣先を1/2、1/2・・・)
(4)胸突き呼吸投げ前方投げ(波乗り)
(5)胸突き素通り
(6)胸突き回転投げ
メモ 合宿二日目午前の部です。
(1)
相手が手を出しているところを、持ちに行きます。
この際に、ポイントとなったのが、持った後で緩めたり握ったりしない事でした。
押したり引いたりもしないこと。最初に持っているイメージのまま持つことが大事でした。
(2)
『有構無構(うこうむこう)』構えがあって構えがない。
構えた後でどうのこうの考えない。
剣を抜かれる時は、去り行く木刀に心が残ると「ずずずっ」と引っ掛かりがあります。
(3)
田村先生より、
「『三角の構え』は、剣先に身体が隠れるわけではないのです。
氣が出ているから剣先に隠れているように感じるだけです。
『普通』に持てばいいのです。」
平成14年10月14日(月) 午前の部A  田村巌先生(九段)
稽古内容 稽古D(合氣道)
(1)片手取り両手持ち小手おろし
(2)片手取り両手持ち八の字
(3)横面打ち小手返し(円運動)
(4)横面打ち呼吸投げ(8の字)
(5)正面打ち小手おろし
メモ 合宿二日目午前の部パート2です。
(1)
一反、手を足につけることによって相手を下に導けるのです。
(2)
空間の使い方が大事です。
「我先に行こうとする人は、『露払い』(自分の行く道を掃除してくれる人)だと
想いなさい。後からくる人は関係ないですよね。」
(4)
手は『ポンッ』と卸す、下までいくと戻ってこない。
首にかける手は、頭の曲線に沿って撫で下ろす。
柔らかく、柔らかくが大事。
@
平成14年10月14日(月) 午後の部  田村巌先生(九段)
稽古内容 稽古E(合氣道)
(1)正面打ち一教(入り身)
(2)正面打ち一教(転換)
稽古F(合氣道/多人数掛け)
(1)多人数掛け
(2)片手片足を上げて統一
(3)バンザイをして統一
メモ 合宿二日目午後の部です。
(1)
一教は、『返す』のではなく、『行きたい方向へ卸す』のです。
(2)
転換にからんだ稽古で、お馴染みの
相手の腕を下に引っ張って卸す稽古
相手の腕を横に引っ張り導く稽古
も行いました。
稽古Fの後は昇級審査を行い、
道場にて、懇親会を行い、長くて短い合宿は終りました・・・。
では、また来年・・・。

合宿メモ  丹野さんより
1.統一道
「専特」のプリントより・・・
多人数掛け
つかまったときは、つかまればよい。
振りほどこうとするから疲れる。
今まで、世の中にだまされてきた。
「がんばれ」「がんばれ」←病人に「がんばれ」といっても激励にはならない。
「がんばれ」とは、「我を張る」→疲れる
途中もっと楽しむ方法があったのではないか?←途中を含めて楽しんじゃいましょう
競争社会
「がんばれ」ではなく、「氣をだして」「リラックスして」←病人には、こう言ったほうが適切である。
自分が幸せにならなければならない
  ↓
相手も幸せにならなければならない
日本人は目的地を決めて、そこへ向かって直進する癖がある。
目的地まで行くことも人生ではないのか?
なぜプロセスを楽しまないのか。
とにかく金さえ儲ければよい。
会社のため、会社のため←会社のために、法を犯してまで何でもやることはやっていけない
不動心
すべてを吸収し尽くして→物質をすべて吸収したと思えばよい←多人数掛けが楽になる
用は心境  机もいすも建物も  人も何でもかんでも
9段だからすべての技ができるのではない。
すべての技ができるようになったから9段にしてくれた・・・。
段の重みはものすごい「重荷」
名前に合わない実力→「重荷」に押しつぶされ、自分をだめにしてしまう
そこから先は、天地からもらいましょう
外でやるチャンスが多い。特に人
すべてを吸収した状態で多人数掛けをやる。
思ったとおりに自然に行えばよい。
『己の欲するところにしたがって則(のり)を越えず』[論語(孔子)]
技・・・形のあるものから入って形のないところに(進んでいく)。
守破離
守:先生の教えをやる
破:個性
離:自由自在
※田村先生は、「守」。他人が見たら、「破」もしくは「離」に見える。
「武産(たけむす)」→自由に技が出てくる←翁先生
籐平先生
心の動きがあるだけ技がある(100以上・・・?)
植芝先生、籐平先生だからできると考えたらストップ←自分で勝手に能力にストップをかけている。
やる前からできないと思ってはいけない。
自分に可能性がないと思っているのが馬鹿
思い込みは損
人がやれるのは自分でもできる→必ずできるのだ!!
天地が見放すことはない。自分のほうが勝手に見放している・・・→自分で天地を見放してはいけない!!
統一道の稽古
統一道・・・心と体を統一すること
形はない
抽象的な概念
形として見せるのが「合氣道」
正座、立ち姿、折れない手、あぐら姿、持ち上がらない体、持ち上がらない手、・・・→心の状態がわかる
背中から押す→心が動かされない
「観念」の移行
椅子の足を1本だけ上げようとしても持ち上がらない
あぐら姿・・・「動くまい」ではなく、「あがっちゃえ」と思うこと
前からあぐら姿をおされたとき・・・押す瞬間に氣を返す
説明がおざなりになる←コツがわからないから
実践で「ノウハウ」を会得すること
言葉だけで説明することはムリ
方向を導かせたりして、実践してやらせること
本やビデオには感覚がない
本を読んだり、ビデオを見たりしてできるようになれば、道場は要らない
しかしそれはムリ→「生きた人間が実際に教えること」がやっぱり必要!!
氣のことをやると、自分でもできるし、相手にも教えることができるようになる。
一点における形
腕を肩の高さまで上げておく←籐平先生は、小指で相手を押さえるときは、必ずこのようにしている
腕を肩の高さより低くしてはいけない←低レベルな人である。
「レベルの低い人」・「一般的な人」「60過ぎの人」はどうしようもない人が多い。
レベルの低い人がほしいもの・・・健康、金、女
※余命6ヶ月の病気はお金がたくさんあってもどうすることもできない
呼吸動作も同じようにする
呼吸動作を手伝うときは、氣を送って教えること
スクリーンでは、車や刀は出てこない。
自分が強いのではなく、相手の力を受けない。→強くなるには、相手の力を受けないこと!!
「ばか」といわれてもうけないのは、言葉だけでダメージがないから→たかが言葉
受けなきゃ平気
力も受けなきゃ平気
合宿 二日目・・・
剣技
肉体をふわりと持つ(緊張しない)
ぎゅっと握らない(力を入れない、閉めすぎない)
表情に出るのは論外・・・
足は踏ん張らないこと
ゴルフの振り方のスタイルとして、「cock and hen style」というのがある(←・・・で、よかったですか?)
ここでは、cockは「ペニス」の意がある。←「卑語」なので、絶対に使用しないこと!!
合氣道
片手取両手持小手返し
・氣がきたら手を上げて相手の手を下ろす
・転換したら両手をバンザイする(このとき、指は下向きにする)
・谷底(手を下ろした状態)で相手の手をキャッチ←しゃがむとひじを捕らえやすい
背の高い人は、深くしゃがんでひじを取ること
体技・・・順番がある。左右もある
相手が来たときに、よけて投げ飛ばせばいい・・・
自由技のとき、顔や手などを見ていない←見ていると動作が遅くなる
  ↓
約束事でやっているわけではない。
8の字
転換したときに、腕を振り払うと、前に行けるスペースが空く。
「空間の使い方」にて、
間違ってぶつかっても誤らない人が多い←氣がつかないだけ?知らん振りしている?
「ひとこと」(謝ること)をいうと、ことをおさめることができる。
追い越されたり、行こうとしたときにいきなり車が来たりしたときは、「露払い」されたと思って氣にしないこと。
露払い・・・歩くところを、きれいに掃除すること、またはそういうことをやる人
横面打ち円運動
相手が横面打ちで迫ってきたときに、よく下がらないと当たってしまう←前足から下がること。その後、足をひきつけること。
2歩で下がろうとすると忙しくなる
投げた後は「しめない」でそのままにする。
※おろすときは、体を曲げてはいけない。
受けの人は、横面を打った後は足をひきつけること←投げの立場に立ったときも、このときのクセが出てしまいます!!
両手でおろすこと→持った手が左右逆転になるようにする
  ↓
「人が近づくと動くエスカレータ(札幌のデパートにあるらしい)」のように・・・
小手を下ろすために相手の手をつかむときは、下でとること
横面打ち8の字
背後に回ってバンザイした時に、相手の手を離してしまうと相手に腹打ちされる
  ↓
背後に回った後、すべるように相手の腕を下ろしてやる ←おろすときに重く感じたときは、持つ指を減らしてみること
  ↓
相手の腕をおろした後に、手を離す。
背後に回るとき、相手の背後に飛び込むようにする。
腕を下ろすときに、前に回している人が多い
  ↓
下(足元)に投げ捨てるようにすること!!
あがりたくない人には、技どおり「後ろ受け投げ」にせずに、「前方投げ」にしてもいい。
「いきたいと思っている人」を「いかせない」からトラブルが発生するのだ
  ↓
本人の希望どおりにやらせるようにすればよい
マインドコントロール・・・「カネ」や「モノ」で釣ることで「人」を動かすこと
  ↑
やっちゃいけない
人を動かすには、「カネ」が一番
しかし、「カネ」を過信してはいけない→死ぬときには、「カネ」は助けてくれない
「言葉」の力で人を動かす←「言葉」で人を動かすことは難しい・・・
なぜ人は上がるのか?
・ゴムまりは、バウンドすればあがってくる
・体を元に戻そうとする
・不安になると、元に戻そうとする
・不安定になると、安定になろうとする
相手の腕をつかんでいる自分の手の、別の手もいっしょに上げること
「上から下ろす」とはいうが、ガツンと首をつかんではいけない。→相手は痛がるだけ
  ↓
上からふわりと下ろすこと(足まで下ろすように)
相手の腕をつかんでいる手の親指の場所・・・あまり向こうへいきすぎないこと!!
正面打ち小手おろし
一教を出す手はのびのびと伸ばすこと。
投げた後は、しめないで投げっぱなしでいい。
投げるとき、前足もいっしょに動かすこと
受けの人は、正面打ちをするときに、下まで腕を下ろさないこと!!←かっこわるい
  ↓  なおかつ、相手は技が取りにくくなる
投げるときは、相手の人と一緒に下がること
「小手返し」ではなく、「小手おろし」
  ↓
一本の手で相手を下ろすことができる
正面打ち一教入身
恐怖心を持たない→リラックスすること!!
相手を下ろしたい→右手で下ろす
しゃがむ必要はない
つかまない
一教の出し方
「1」と号令をあげてから両手を上げること。ちょうど額でめがねをなおすような感じで。
待たずに、急に一教を出す人が多い→待てない人
相手が必要以上に押したときは、すっ飛ばせばいい。
技そのものはとめていない・・・とめたのは実験のため
仕事をしている最中は、ほかのことで悩むひまはない。
ひまだからどうでもいいようなことで悩んでしまうのだ。
正面打ち一教転換
右や左へ踏み込んで振り返るだけ
手の感触(ふわっと柔らかく)を大切にすること!!←握っちゃダメ
  他力本願で
一教を出して背後に回るとき、大きく跳ぶこと
あげて、おろして、おろして、・・・
意識して、あげて下ろす←合成した形
多人数掛け
・つかんではダメ(持っちゃダメ)
・右手で押されたら、その方向に向く
・後ろをつかまれたら、前に走りこんでいきなりしゃがみこむこと
・あまり大きく動かない
・肩のラインを崩さない
・手を下へ下へと下ろすこと
・「さばき」と「さがる」は違う
・投げるときは、膝を曲げない
統一道
片手片足の統一
・手を出すときは、あまりあげないこと
・腕を押すときは、胴体へ垂直に押すのではなく、腕の付け根のほうへ押すこと
・足を上げると統一体が崩れるときがある
・訓練法:片手が押されたときに、片足をあげたり下げたり繰り返す訓練をすること!!
両手を上げたときの統一
・信念だけでやる
・すべてを吸収し尽くす

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